近年、医療の新たな選択肢として「再生医療」や「幹細胞治療」が大きな注目を集めています。身体が持つ本来の修復力を活かすこの治療は、従来の薬物療法や手術とは異なる可能性を秘めています。しかし、先端医療だからこそ「本当に安心できるのか」「どのような基準で選べばよいのか」と不安を感じる方も少なくありません。
📌 この記事のポイント
- 日本の再生医療は、再生医療等安全性確保法に基づく規制のもとで提供されています。
- 表参道ヘレネクリニックでは、患者様ご自身の脂肪由来幹細胞(AD-MSC)を主に取り扱っています。
- 採取した細胞は、セルプロセッシングセンター(CPC)で培養・管理されます。
- 再生医療には効果の個人差や限界があるため、リスクや期待できる効果について事前に理解することが重要です。
- 当院は、安全性と透明性を重視し、エビデンスに基づく医療を追求しています。
私たち表参道ヘレネクリニックは、東京・表参道の地で、一貫して「安全性の徹底」と「エビデンスに基づく誠実な医療」を最優先に掲げてまいりました。
目次
日本の再生医療を支える法規制と安全性
日本の再生医療は、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」(再生医療等安全性確保法)に基づく規制のもとで提供されています。同法では、再生医療等技術をリスクに応じて分類し、医療機関に対して、適切な認定再生医療等委員会による審査を経たうえで、再生医療等提供計画を所定の行政機関に提出することを求めています。当院では、これらの法令および適用される手続きを遵守し、再生医療を提供しています。
出典:e-再生医療(厚生労働省)
出典:厚生労働省:再生医療等提供計画の提出等について
自家脂肪由来間葉系幹細胞と細胞の管理体制
また、当院で取り扱う主な細胞は、患者様ご自身の脂肪から採取する「自家脂肪由来間葉系幹細胞(AD-MSC)」です。患者様ご自身の細胞を使用することは、他者由来の細胞を使用する場合と比べ、免疫学的な適合性の面で利点があります。ただし、自家細胞を用いる場合でも、治療に伴うリスクがすべてなくなるわけではありません。さらに、採取された細胞はセルプロセッシングセンター(CPC)にて培養・管理されます。
再生医療の可能性と限界に向き合う
再生医療は万能の魔法ではありません。期待できる効果や変化の度合いには個人差があり、現在も世界中で研究・検証が続けられている段階の疾患も多く存在します。だからこそ当院では、事前のカウンセリングにおいてメリットだけでなくリスクや限界についても丁寧にご説明し、患者様が十分に納得された上で治療を受けられる環境を整えています。
再生医療が確かな医療として定着するために——表参道ヘレネクリニックは、これからも透明性と安全性を追求し続けます。